遠い宇宙。ホリエモンロケット、目標まで届かず~民間初の宇宙ロケット
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稲川貴大社長(2016年5月撮影)
インターステラテクノロジズ(株)(IST、本社:北海道広尾郡大樹町、稲川貴大社長)は7月30日、小型ロケット「MOMO(モモ)」初号機を打ち上げたが、ロケットは発射直後の不具合で海上に墜落した。
公式twitterによるとMOMO1号機は、ISTが本社を置く大樹町の発射場から午後4時31分に打ち上げられた。約66秒間飛行した時点で、同機からのテレメトリ(ロケットの状態を示す信号)が入らなくなったため、管制室がエンジンを緊急停止させたとみられる。その後、同機は大樹町の沖合約6.5kmの太平洋上に落下したと発表された。
MOMOは、国内民間企業が開発した初の宇宙ロケット。計画では、エンジンを約2分間燃焼した後、4分後に高度100kmに到達、7分後に50km離れた太平洋上に着水するとしていた。
ISTの稲川貴大社長はテレメトリ途絶まで正常にデータを受診できていたこと自体は評価しており、途絶原因を明らかにしたうえで年内に後継機を開発する意向だという。
ISTは2013年設立。元ライブドア社長で実業家の堀江貴文氏(八女市出身/久留米附設→東大・文)が創業したことで話題になった。同社は、MOMOの技術を発展・応用させ、30年ごろに超小型衛星を打ち上げることを目指している。
【小山田 浩介】
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