2024年11月23日( 土 )

北朝鮮の核実験~九州地銀の株価を直撃

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 北朝鮮は日本時間の9月3日(日)午後0時29分ごろ、6回目の核実験を実施。その影響は日経平均株価に大きな影響を与えることになった。【表1】を見ていただきたい。

日経平均株価について

この表から見えるもの

・週明け4日の日経平均株価は、始値は前日比▲75円51銭の1万9,615円96銭だったが、その後下げ幅を拡大。前場の最安値は前日比▲212円7銭の1万9,479円40銭となり、一つの目安である1万9,500円を割り込んだ。その後やや値を戻し、前場は前日比▲170円3銭の1万9,521円44銭で取引を終えた。
 後場に入っても一進一退の値動きとなったが、結局前日比▲183円22銭の1万9,508円25銭と、なんとか1万9,500円台で今日の取引を終えている。

九州地銀の株価について

 九州地銀の株価は日経平均株価の下落に伴い、前日比±0の大分銀行を除き7行(FG・FH)は値を下げて今日の取引を終えている。【表2】を見ていただきたい。

この表から見えるもの

・前日比±0は大分銀行だけだった。

・前日比大きく値を下げたのは西日本FHで前日比▲28円の1,158円。次が山口FGで▲24円の1,233円。続いて九州FG▲17円の655円。ふくおかFG▲12円の473円までが二ケタの下げだった。以下十八銀行▲7円の261円。佐賀銀行▲2円の265円。

・今日9月4日の株価と1月31日株価を比較すると、大きく下げているのは九州FGで▲138円。次が十八銀行で▲88円。ふくおかFGとの経営統合が白紙に戻った影響だと見られる。

・北朝鮮の核・ミサイル問題については、九州地銀は地政学的なリスクが高く、当面目が離せない状況が続くことになりそうだ。

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【(株)データ・マックス顧問 浜崎裕治】

 

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