太宰府市長不信任案可決、市長への不信任の理由とは
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投票を見つめる芦刈市長
太宰府市議会は27日、臨時議会で芦刈茂市長に対する不信任決議案を全会一致で可決した。
不信任理由について、議会側は「具体性のない答弁や部下のせいにする責任転嫁など、数多くの問題ある言動により、市政の混乱や停滞を招いている現状にある。これらはすべて組織の長としての責任は当然のことであるが、それ以前に芦刈市長個人のリーダーとしての資質の欠如と判断せざるを得ない。これ以上市政を任せるのは、太宰府市の発展を妨げるものである」としている。
不信任案の可決を受けた芦刈市長は「こういう結果になったことは私の不徳の致すところである」としつつも「市長1人の問題ではない。市議会も市役所も問われていると考えている。その判断を(選挙で)市民に仰ぐ」とし、市議会を解散する意向を示し、週明けに最終判断を下すと語った。
また、市議会の橋本健議長は「18人の全議員が賛成したのですから、その事実を重く受け止めて、筋の通った決着をつけていただきたいと思います」と語ったが、市長は「全会一致での不信任ということで、重く受け止める。しかし、私は納得していない」としており、主張はどこまでも平行線だった。
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【犬童 範亮】
▼関連リンク
・太宰府市議会、27日に臨時招集~市長の不信任決議案提出へ
・太宰府市議会、市長不信任決議案を全会一致で可決関連記事
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