2024年12月22日( 日 )

メルチャリ、福岡で開始

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 フリーマーケットアプリを運営するメルカリは、2月27日、スマートフォンで自転車をレンタルできるシェアサイクルサービス「メルチャリ」を全国に先駆けて福岡市内で開始した。

 福岡市内をサービス開始第1弾とした理由として、2017年よりメルカリのカスタマーサポートの拠点があったほか、都市機能がコンパクトに整っていること、フラットな都市であることで自転車での移動が適した立地であることなど。また、福岡では野球やコンサートなどのイベントも多く、バスやタクシーなどの公共交通機関への負担が重く、「メルチャリ」の提供を通じて、福岡市内の交通をスムーズにし、地域活性化に広く貢献することができるとしている。

 自転車を設置しておく「ポート」は、地域の民間企業に加え、個人宅の空きスペースなどスペースの大小問わず提供を受けている。開始時のポート数は、22カ所。自転車の台数は、120台で開始している。

 担当者に反響を聞いたところ、「チョット自転車でという新しい使い方、楽しみ方が増えていく」といった期待感や、「アプリの手軽さや乗り心地が良い、料金が安い」などの利便性についての反響が多いとのこと。

 福岡での今後の展開については、夏までにポート200カ所、自転車2,000台設置を目指す。福岡以外の実施については、可能性がある地域などを選定中だが、具体的な都市はまだ決まっていないとのこと。

 実際、アプリで待機自転車数を見ると、随時、待機台数が増減している。今日の福岡市内は雨。多くのメルチャリが雨が上がることを望み、待機していることだろう。

【内山 義之】

 

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