伏見稲荷大社に見る街の活性化
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NetIB-NEWSを運営する(株)データ・マックスは、3月、インバウンドも含めて観光ビジネスで、さらなる賑わいを見せる京都へ視察旅行を実施しました。九州・福岡の経済ニュースを発信する記者の視点から見た観光都市「京都」の実像とは――。複数回のレポートでお伝えいたします。
伏見稲荷大社には「お稲荷様」「千本鳥居」などがあり、商売繁盛を願う参拝客が多数訪れている。また近年は外国人観光客にも人気のスポットになっている。
大社を訪れたのは日曜日の午後、快晴ということもあり、多くの参拝客が訪れていた。大社へと向かう参道を歩いていると、食事処、土産物屋、露店などがずらりと並んでいた。店頭および露店では、世にも珍しいうずらの丸焼きから、いなり寿司、濡れおかき串、抹茶スイーツ、りんご飴、豚バラ串、たこ焼きなど、さまざまな食べ物が売られていた。雑貨店なども数多く出店しており、参拝客が食べ歩きしながら、買い物や散策ができるように工夫されている。
近年、SNS上で千本鳥居が「インスタ映え」するということで話題となり、伏見稲荷大社の最寄り駅の乗降客数が年々、増加しているという。ただ伏見稲荷大社が一時的な流行スポットにとどまることはないだろう。なぜならば大社と商店街が一体となり、さらなる活性化を推進しようとしているのが今回の訪問で実感できたからだ。今後も人気の観光地であり続けると確信している。
【矢野 寛之】
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