
移動式水上ホテル外観
ハウステンボス(株)(本社:長崎県佐世保市、澤田秀雄代表)は、「移動式球体型水上ホテル(以下、移動式水上ホテル)」の実証実験を今月から開始する予定。
移動式水上ホテルは、ロボットによるおもてなしなどで話題をさらった「変なホテル」に次ぐ、同社の世界初のホテルプロジェクト第二弾として実施されるもので、今夏からの本格稼働を目指す。
移動式水上ホテルは、直径6.4mで、客室は1Fが客室(約28m2)、2Fがデッキ(約5m2)のメゾネットタイプ。定員は9名だが、実際の宿泊人数は2~3名が想定されている。オープン後しばらくは2艇での運営を行い、段階的に10~20艇へ運営艇数を増やしていく。
宿泊プランは停留式と移動式の2パターンが予定されている。停留式はハウステンボス内のホテル「ウォーターマークホテル長崎」敷地内の海上に停留しての宿泊。移動式は、船に牽引されるかたちで夜にハウステンボスを出航。朝になればデッキに上がり、水平線から昇る朝日を眺める。洋上を進みながらの宿泊体験は、ハウステンボスでしか味わえない貴重な体験になるだろう。

ライトアップされた街並みを背に出航
【代 源太朗】
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