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気象庁は13日午前11時15分、火山噴火予知連絡会において霧島山(新燃岳)の火山活動に関する見解をとりまとめた。
それによると、3月1日に噴火が始まった新燃岳は、6日に溶岩が火口内に噴出し始め、9日に火口を満たした溶岩が北西側に噴出した。溶岩の噴出は概ね停止したとみられるが、噴出量は約1,400万m3に達したと推定している。
9日以降は爆発的噴火が活発になり、大きな噴石が火口から約2キロ地点に飛散したことが確認されている。この爆発的噴火は溶岩内部で火山ガスによる圧力が高まって発生しているもので、2011年の活動と類似しているという。
当面は爆発的噴火が継続すると考えられているが、溶岩が斜面下部まで達したり、火砕流が居住地域に達したりする可能性は低いとしている。
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