2024年12月22日( 日 )

玄海原発再稼働、九電本店前でも反対の声

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玄海原発前の抗議活動

 九州電力は、本日11時に玄海原子力発電所3号機(佐賀県玄海町)を再稼働させた。原子力規制委員会の審査を通過し、地元自治体の佐賀県・玄海町の首長の同意を得たことによるもの。
 この日、九州電力本店(福岡市中央区)前では、玄海原発再稼働に反対する市民が集まり、抗議の声を上げた。

 大野城市から訪れた女性は、「人類と核は共存しえない。広島、長崎、チェルノブイリ、ビキニ環礁の反省をしていない。原発再稼働は絶対に反対」と訴えた。久留米市の男性は「(原発や核廃棄物に)今生きている人間は誰も責任が取れない。自分たちだけ良ければと、未来の世代に核のゴミを押し付けている」と怒りを露わにした。

 起動した玄海原発3号機は今夜半にも臨界に達し、25日には発電を再開できる状態になるという。

 今日は午前8時頃から、玄海原発前でも抗議活動が行われている。

抗議は「原発とめよう!九電本店前ひろば」で行われた

マイクを握った参加者は、それぞれの言葉で抗議を行う

【深水 央】

 

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