2024年12月23日( 月 )

「全店」キャンペーンなのに…セブン-イレブンのホークスコラボカップが入手不能

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 今年も好調な滑り出しを見せている、常勝球団・福岡ソフトバンクホークス。圧倒的な強さと人気を誇るホークスに、「勝ち」が好きな福岡人はメロメロだ。
 そんななか、3月27日にホークスとセブン-イレブンがコラボした「セブンカフェ」のカップが登場するという報道が。これは見逃せない、とばかりに勢い込んで近所のセブン-イレブンに出かけていったホークスファンの弊社女子スタッフだったが、「現在使っている通常デザインのカップがはけないと、コラボカップは入れません」というすげない返事。
 しょんぼり帰ってきた女子スタッフだが、めげずに週明けの月曜日にセブン-イレブンを再訪。しかし彼女を待っていたのはさらなる悲劇だった。店舗スタッフいわく「なかなか前のカップがなくならないんで、ホークスカップは仕入れないかもしれませんね」とのこと。オリックスとの開幕シリーズを勝ち越しで終えたホークスの好調ぶりとは裏腹に、女子スタッフは悲しみの底に沈んでいた。

 しかし、各社報道によればこのコラボキャンペーンは「全店」で行うとのこと。彼女のように胸躍らせてセブン-イレブンに出かけていったホークスファンに対する裏切りではないのか。早速、セブン-イレブンジャパンに聞いてみた。

 セブン-イレブンジャパン販売促進部の担当者によれば、「セブン-イレブンの各店舗はフランチャイズであり、仕入れの権限は店舗のオーナーにある」とのこと。つまり今回のコラボカップのような商品を仕入れるかどうかは、店舗オーナーの胸先三寸だということなのだ。

 「しかしそれでは、『全店』という表現はウソになってしまうのでは?」という記者の意地悪な質問に、担当者は「そこは、『全店キャンペーンなので』とオーナーさまにお願いするしかないですね」という申し訳なさそうな返答。強制はできない、というのだ。

 店舗ごとの独立性が保たれている、という言い方もできるだろうが、一般客としては「同じセブン-イレブンなのだから」とばかりに均一なサービス提供を求めたいところ。本部の「お願い」が実って、弊社ホークスファン女子がコラボカップで勝利のコーヒーを飲み干すことができるように祈りたい。

 

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