2024年11月28日( 木 )

ルネサンスの脳活性メソッド、韓国へ展開

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シナプソロフィーの様子

 総合スポーツクラブやフィットネス事業を展開する(株)ルネサンス(本社:東京都墨田区、吉田正昭社長)は5月10日、韓国を拠点とするチャンネルファクトリー(本店所在地:韓国ソウル特別市、鄭相抻代表)と、同社が開発した脳活性化メソッド「シナプソロジー」の韓国における総代理店契約を締結したと発表した。

 「シナプソロジー」は、ジャンケンやボール回しなどの基本的な動作に対し、2つのことを同時に行う事や左右で違う動きをするといった、 普段慣れない動きをすることにより、五感や認知機能を揺さぶる刺激を与えることで、脳を活性化させ、認知機能低下予防などを目的とした同社独自のプログラム。参加者の年齢、性別、体力レベルなどに応じて調整し、場所を選ばず実施が可能。10~20分程度の短い時間でも効果が期待できる。

 現在、介護および介護予防事業を始め、企業の健康経営、フィットネスクラブ、ドラッグストア・薬局などを拠点に、地域の健康づくり、子どもの教育、アスリートのパフォーマンス向上等、さまざまな分野で活用されている。とくに介護業界では、通所介護事業所(デイサービス)や有料老人ホームといった介護サービス事業者、自治体の介護予防事業(認知機能低下予防教室など)、さらには企業などで活用されており、日本国内での契約法人は250(事業所数440)を超えている。

 代理店契約を締結したチャンネルファクトリーは、韓国が2050年には日本についで世界で2番目に65歳以上の高齢者人口比率が高い国になると予測されている背景から、「シナプソロジー」を通じ、認知機能低下という問題に歯止めをかける一助を担うため、普及・展開の推進をしていく。

 

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