社会を豊かに楽しくする 唯一無二の映像・コンテンツを展開する(前)
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大洋グループ
多彩なエンターテインメント業界で活躍
1946年4月に中洲で開業した大洋映画劇場のビデオ事業部として、70年7月に創業した「大洋グループ」。グループ企業としては、テレビCMや企業のPR映像制作を行う(株)ティーアンドイー、ホテル向けのシステム開発や介護事業所向けサービスを提供する大洋(株)、カラオケボックスを運営する(株)リズミカルなどを始め、大洋シナジー(株)、(有)幸洋開発、(有)岡部などをもつ総合エンターテインメントグループだ。
とくに、普段目にする機会が多い映像作品を多く手がける(株)ティーアンドイーは、華々しい賞を獲得するなど実績が豊富。「九州・山口ワーク・ライフ・バランス推進キャンペーンの映像『知事が妊婦に』編」が、「2017 57th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS(※1)」マーケティング・エフェクティブネス部門のグランプリを受賞したほか、「大分県 おんせん県おおいた『ゆけ、シンフロ部!』編」が、同広告賞フィルム部門でブロンズを受賞など、2017年だけでもこのほかに複数の賞を獲得し、映像業界で高評価を得ている。
働きやすさを重視し、社員の夢実現を目指す
そんな映像コンテンツやサービスを展開するうえで「エンターテインメントで人を楽しませ、地域活力を生み出したい」との想いでグループを牽引するのが、代表の岡部知寛氏だ。岡部氏は、電通九州を経て08年に大洋グループに入社。11年に代表取締役社長に就任した。全社をマネジメントするにあたり、大事にしているモットーは「社員の夢が叶う会社にしたい」ことだという。
「現場のスタッフにはある程度の権限を与えています。その分私は、社員が働きやすく健康面にも配慮したサポートをしつつ、対外的には、経済団体や地域社会へのお手伝いなど精力的に動いています。社員がやりたいことをやれる環境づくりを意識していますし、そこに、一人ひとりに権限や責任といったオーナーシップをもたせることで、より良いものとなるはずです。そうしてクオリティを追求する姿勢やチームの一員としての自覚が芽生えると信じています」(岡部社長)。
『大洋グループ品質』を生み出すための秘訣は、経営理念である「努力し、感謝する」の活動のもと、頑張りを惜しまないこと。それを突き詰めることで、感動を与えるコンテンツが生まれるのだろう。また、インターンシップ生の受け入れに積極的なのも同社の特徴だ。「年間通算で30名ほどのインターンシップ生を受け入れてきました。学生にとっては、会社の実態や人との関わりを知るいい場ですし、弊社の社員自身も人に教えるという活動を通じて自己成長する絶好の機会でもありますからね。地域社会にとっても大切なことです」(岡部社長)。
(つづく)
(※1)2017 57th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS:(一社)全日本シーエム放送連盟が主催する、テレビやラジオCMの質向上を目的とした広告賞。
<COMPANY INFORMATION>
代 表:岡部 知寛
所在地:福岡市中央区清川2-12-6
TEL:092-524-5165
URL:http://www.taiyogroup.co.jp<プロフィール>
岡部 知寛(おかべ・ともひろ)
1976年10月生まれ、福岡市出身。2003年4月に電通九州へ入社し、08年11月に大洋グループ社長室長として入社。11年12月に大洋グループの代表取締役社長に就任した。九州国立博物館振興財団理事、九州経済フォーラム常務理事、九州インターンシップ推進協議会理事などを務める。趣味は映画鑑賞。関連キーワード
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