西中洲樋口建設が「廃業届」提出

　西中洲樋口建設（福岡市）が5月22日までに建設業許可の廃業届を提出し、横尾博氏が取締役および代表取締役を辞任していたことがわかった。
　代表辞任、建設業廃業から1カ月が経過しているにもかかわらず、下請業者からは「知らなかった」と驚きの声が漏れる事態だ。横尾氏の退任と同時に創業者の樋口征男氏が取締役および代表取締役に就任している。

　西中洲樋口建設は、地場中堅ゼネコンとして知られ、福岡市から4年連続で優良工事業者として表彰されている業者。2017年9月期には売上高18億円、経常利益1億円を計上していた。

　福岡市発注工事で施工中のものには、西区の公営住宅新築工事（契約金額7億4,652万円）やアイランドシティの小学校新築工事（同24億516万円）などがあるほか、福岡市総合体育館整備運営事業（同137億8,587万円）の落札者である清水建設グループ構成員にも名を連ねている。
　建設業法によれば許可取り消し処分（廃業）前に受注していた工事については施工することができるが、施工中のものが大型であることから動向が注目される。
　代表辞任と廃業の因果関係についてはさまざまな憶測が飛び交っており、同社からの説明が待たれる。

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【6/25緊急説明会】西中洲樋口建設　建設業廃業の真相

■西中洲樋口建設　建設業廃業の真相

＜日　時＞
2018年6月25日（月）　午後2時から午後3時（午後1時30分開場）

＜会　場＞
データ・マックス大会議室
（福岡市博多区中洲中島町2－3福岡フジランドビル8F）

＜会　費＞
1万円（1社）

＜お申し込み＞
PDFをプリントアウトしてFAX（092-262-3389）でお申し込みください。

＜お問い合わせ＞
092-262-3388（担当：緊急説明会事務局）

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