障がい福祉事業所「MAXY」の疑惑に新展開 施設閉鎖の裏に『虐待』
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6月末をもって、福岡県大野城市の障がい福祉就労支援A型事業所「MAXY」(老田善弘代表)が閉鎖されることがわかった。6月29日午前、利用者の解雇手続きなどを行うため、老田氏は自身が代表を務める(株)ワーコム(福岡市中央区)に関係者を集めた。本来は大野城市の事業所で行われるべきだが、なぜ別事務所なのかは不明。関係者への取材により、MAXYは26日から閉鎖されていることもわかった。裏に利用者への“虐待”があると見られている。
当初、MAXYを閉鎖し、新たに別代表が設立した「(同)Alive」(大野城市)で障がい福祉就労移行支援事業所を開業させる予定だったが、福岡県からの指定が受けられず、申請を取り下げたことがわかっている。
老田氏をめぐっては、利用者への経済的虐待などが疑われ、2月に関係自治体が立ち入り調査を行っていたほか、開業コンサルとして出資者を募り、コンサル料や出資金の返還をめぐる複数のトラブルが浮上。データ・マックスが確認をしただけでも、被害は10数件にのぼっている。
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