【倒産】(株)フェルナンデス(東京都目黒区) 楽器販売

破産手続開始決定
負債総額約7億円

 同社は東京地方裁判所へ破産手続開始の申立てを行い、7月9日、破産手続開始決定を受けた。

 破産管財人は粟田口太郎弁護士(アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業、東京都千代田区大手町1-1-1、電話03-6775-1104)。

 同社は1968年4月に創業、69年2月に設立されたエレキギターやベース、アコースティックギターなどの販売業者。自社ブランド「FERNANDES」を展開し、著名ミュージシャンとモニター契約を結ぶなどして高い知名度を得ていた。国内外での販売に加え、ギターエンジニア養成の専門学校も運営していた。ピークの90年代には売上高40億円に達していた。

 しかし、その後はギター需要の低迷や競争激化などにより販売が減少。2022年1月期には売上高が約1億6,600万円まで落ち込み、円安による収益悪化も重なって赤字計上が続いていた。24年7月に事業を停止し、債務整理に着手していた。

業種 楽器販売
企業名称 (株)フェルナンデス
所在地 東京都目黒区緑が丘2-14-16
設立 1969年2月
資本金 1,000万円

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