金秀がツルハとFC契約。来年沖縄でオープンへ

　ドラッグストア大手の（株）ツルハホールディングス（本社：北海道札幌市、堀川政司社長）は13日、子会社の（株）ツルハ（本社：同、鶴羽順社長）と沖縄でスーパーマーケット「タウンプラザかねひで」を運営する金秀商事（株）（本社：沖縄県中頭郡、中地健社長）がフランチャイズ契約を結んだことを発表した。

　ツルハは9月12日時点で33都道府県に2,006店舗出店しているが、沖縄県には店舗がなかった。ツルハはかねてから沖縄県での出店を計画していたが、今回、県内でのドラッグストアの出店を検討していた金秀商事と思惑が一致。フランチャイズ契約の締結となった。金秀商事は、県内で60店舗を展開（2018年6月末現在）。既存店舗の業態変更も視野に入れ、沖縄1号店は19年2月を予定している。

　沖縄県内では、最大手のスーパーの（株）サンエーが「マツモトキヨシ」とフランチャイズ契約を結び、店舗展開を行っている。また、ドラッグストアモリやドラッグイレブンなどの九州でもお馴染みのドラッグストアのほか、イオン琉球の「イオンドラッグ」、地場ドラッグストアなどの「ふく薬品」などが出店している。ツルハの出店で今後、ますます競争が激化しそうだ。

【矢野　寛之】