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タイで不動産開発を予定している経営者Aによると地元財閥のオーナーから、ある打診があったという。打診の内容は「Aさん、いくらでも融資しますよ。スイスのファンドがバンコクの銀行に6,000億円預けてある資金が出所です」というもの。
A自身は日本の金融機関から資金を調達する段取りをしているが、この話に興味をひかれたので「いくらの金利で返済期間はどのくらいですか?」と質問を投げかけた。財閥のオーナーからは「年利15%で返済は5年後、一括返済です。多少は期間延長の余裕は与えてくれるようです」という回答があった。
この財閥オーナーはさらに「バンコクの銀行には5,000億円規模のファンドの資金をあちこちに預けてあります」という内輪話まで披露してくれた。Aは改めて国際ファンドの凄まじい動きに舌を巻きつつ「海外のファンド金利は年利15%が常識なのだ」と認識したのである。
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