コスモス薬品11月中間、二ケタ増収益～人件費高を吸収

　コスモス薬品の2018年11月中間連結決算は、前年同期比で売上高が10.2％増、経常利益が16.5％増と二桁の伸び率を記録した。中間期の増益は2期ぶり。

　出店は九州の15店を含め46店。スクラップ&ビルドで5店を閉めた。

　出店や人件費高で販管費が10.2％増えたが、増収効果に加え粗利益率を20.10％と0.33ポイント改善したことで吸収した。

　来年5月期の予想は据え置く。売上高は9.3％増の6,100億円、営業利益1.1％増の230億円、経常1.0％増の255億円、当期純利益0.1％増の176億5,000万円を見込む。

＜コスモス薬品2018年11月中間連結＞単位百万円、カッコ内前年同期
売上高　　　　　　298,372（270,835）
営業利益　　　 　　12,327（10,292）
経常利益　　　 　　13,498（11,589）
中間純利益　　　　　9,005（7,781）
中間配当　　　 　　　45円（45円）