2024年09月02日( 月 )

【インフルエンザ情報】インフルエンザ流行、今年度初の警報レベル超え

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 福岡県は1月18日、インフルエンザの流行状況について、警報の開始基準値である30を超えたと発表した。第2週目時点における流行状況を見ると、過去5年間では2番目に高い数値。県の感染症対策係は、引き続き手洗いや咳エチケットなどの感染予防策、拡大防止策を徹底するよう呼びかけるとともに、38℃以上の急な発熱や全身の倦怠感などの症状が現れた場合には、早めに医療機関を受診することを心がけるほか、インフルエンザワクチンによる予防接種を希望される場合には、その効果と副反応をよく理解したうえで、ワクチン接種を受けることを推奨している。

 福岡県内には全部で198の定点医療機関があり、1定点医療機関あたりのインフルエンザ患者報告数(1週間における患者の受診者数)が1を超えた時を流行開始の目安とし、10を超えた場合に「注意報」、30を超えた場合に「警報」として、注意喚起を促している。今年度は第48週目(2018年11月26日~12月2日)に1.10を記録して以降上昇を続け、第52週目(12月24日~12月30日)で13.59を記録し、注意報が発令されていた。

【長谷川 大輔】

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