まるの会フォーラムにマネーフォワード辻庸介社長登壇 7月は福岡開催
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家計管理用のスマートフォンアプリ「マネーフォワード」で爆発的なヒットを飛ばし、現在は企業の経理を中心としたバックヤード業務を総合的にフォローする「MFクラウド」シリーズで着実に地歩を築いている(株)マネーフォワード。「お金を前へ。人生を一歩前へ」というミッションを掲げて学生街のマンションの一部屋から起業し、わずか5年でマザーズ上場をはたした同社の代表・辻庸介氏が、(一社)まるの会とのコラボセミナーとして、6月5日大阪・梅田で演壇に立った。
「中小企業のトップなら知っておくべきテクノロジー革命」という演題で講演を行った辻氏は、まず現代を「すべての産業で、情報がつながっていく=Connectedな時代」だと定義した。また業務のクラウド化、IoTやIoE(Internet of Everything。「モノ」だけでなく、プロセスやデータ、サービスなどかたちをもたないものもすべてインターネットに接続するという概念)、フィンテックやHRテック(Human Resource=人材・人事とITの組み合わせ)、シェアリングエコノミーなど、さまざまな分野で新技術や新概念が登場し、相互作用しながら大きな進歩を続けていることを紹介した。
目まぐるしい速さで進行するIT革命だが、なかなか自分のこととして実感できない方も多いはず。そんな方にとって、辻氏の講演でグッとくるのは同社のサービス「MFクラウド会計」を使うことで経理・会計関係の作業量(従来手作業で行っていた、請求書や伝票などの処理にかかわる作業量)を32%まで減らせる、というところではないだろうか。銀行や金融機関の口座と連携して取引内容を自動で取り込み、仕訳も自動化。グループ会社が提供するサービス「STREAMED」を利用すれば、印刷された請求書や領収書をスキャンするだけで、1営業日以内に会計データに変換することができ、記帳業務を完全に自動化できる。
クラウド上にデータを置くことで、経営者や経理担当者はいつでもどこでも自社の経理状況を確認でき、より迅速な経営判断を下すことができる、というものだ。バックヤード業務を自動化・省力化し、企業本来のコア業務に経営資源を集中することができるようになるのだ。辻氏はしめくくりに「人材不足が予想される企業経営において、生産性を向上し、収益性を上げ、社員の給与を上げることが企業の成長に必要」と語り、中小企業経営者に向けて「ITを織田信長にとっての火縄銃のように使いこなせるかどうかが大切」とアドバイスした。
東京、大阪で開催されたまるの会とのコラボ講演会は、7月には福岡でデータ・マックスとの共催で行われる。詳細は以下の通り。
■金融フォーラム2018 テクノロジー活用最前線
<日 時>
2018年7月18日(水) 午後2時30分開場 午後3時開始(セミナー&懇親会 午後8時終了予定)<会 場>
リファレンス駅東ビル貸会議室
(福岡市博多区博多駅東1-16-14)
セミナー会場:5F 会議室 V-1 懇親会会場:4F 会議室 P
※会場が変更になりました<会 費>
1万5,000円(セミナー・懇親会費込み)
事前の振込先:西日本シティ銀行 大名支店 普通 1449935 (株)データ・マックス<お申し込み>
メールフォーム、もしくはPDFをプリントアウトしてFAX(092-262-3389)でお申し込みください。<申込締め切り日>
7月11日(水)<お問い合わせ>
092-262-3388(担当:メディア事業部・児玉)
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