2024年12月23日( 月 )

レジデンストーキョーがサブスク住宅へ参入

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 海外からの中長期滞在者向けに家具付き賃貸住宅を提供してきたレジデンストーキョーと家具レンタルを手がけるクラスが業務提携し、サブスクリプション型の住宅事業へ参入した。

 第一弾物件は、3月中旬にOPEN予定だ。最短30日から利用可能で、入居申込みはメールで完結する。OYOと同様、レジデンストーキョーが貸主となることでメールでの入居申し込みを可能とした。「外国籍の社員の部屋が見つからない」や「契約手続きが面倒」「急な転勤者の部屋の手配が間に合わない」といった法人にも対応する。

提供していく部屋イメージ(1Kタイプ)

 家具付き、サブスクリプション型とすることで、レジデンストーキョーがこれまで行ってきた敷金・礼金・仲介手数料の無料化や保証人制度の廃止などと組み合わせ、さらなる初期費用の削減が可能となる。もちろんインターネットも無料で、電気やガス、水道などの契約手続きのほか、引越し業者の手配も不要だ。

 レジデンストーキョーの野坂幸司CEOは、「当社では、海外では広く利用されている家具付き賃貸住宅物件を、日本に普及させるために事業を展開してきました。今後は、物件数の拡大、提供サービスの拡充などにより、レジデンストーキョーが主体となるサブスクリプション型住宅としてのプラットフォームを構築し、サービス展開を加速させていきます」と話した。

 クラスの久保裕丈社長は、「サブスクリプション型の賃貸住宅ではユーザーの理想に合わせて家具・家電を選択することができ、1つの物件に住んでいる間にも常にアップデートが可能です。好きな場所で好きな家具・家電に囲まれた心地よい暮らしを提供してまいります」と話した。

【永上 隼人】

 

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