九州電力、出力制御23回に~3月に入って13回目
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九州電力(株)が出力制御を頻発している。2018年10月12日に行って以来、3月26日実施分で23回を数える。その半数以上が3月以降で、2日以来26日までで13回行っている。27日も行われる見通し。
同社はその理由を「季節的に春と秋は需要減になりやすいこと、月に5万kw以上太陽光発電の接続量が増えていること」としている。
同社の発表によると2019年1月末の段階で再生可能エネルギー接続量は838万kwで、2017年度3月末で785万kwだったことから月平均で5.3万kw接続量が増加していることになる。今後とも接続量は増えていく見通し。
再生可能エネルギーの保守管理を行う事業者からは、「都合があるだろうが、九電の再エネへの姿勢がわからない」と不満の声が挙がっている。
【小栁 耕】
【出力制御】電力会社が需給バランスを保つことを目的に発電設備に対して出力の停止および低減を要請するもの。発電所の選定は、設備量や、現地操作が必要か遠隔操作が可能か、規模などを勘案して行っている。
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