【LINE Pay】キャッシュバック「春の超Payトク祭り」検証 ~1週間で還元額は!?~
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18年末から急拡大中のスマホのQRコード決済サービス。その種類は次々に増え、各社でユーザー獲得合戦が繰り広げられている。その主戦場は2つ。利便性アップのための事業者取り込みと、キャッシュバックやポイントバックで直接刺激し、ユーザーを取り込む還元キャンペーンだ。
今回、LINE Payの還元キャンペーンがどれくらいお得なのか、実際に利用して調べてみた。
3月15日から31日まで実施された「春のPayトク祭」の特典は大きく2つ
(1)買い物のたびに毎回20%還元(※期間中の還元上限は合計で5,000円分)
(2)税込100円以上の支払で毎回もらえるくじで10~2,000円相当分が当たるキャンペーン17日間のうち、終盤の3/25~31の1週間で検証した。利用回数は13回で1回あたりの支払金額は118~880円。朝の缶コーヒーや昼のお弁当など、日常の買い物を職場付近のファミリーマートや帰宅途中のローソンで利用した。
7日間合計で、支払金額は4,068円。LINE Payはこれらのキャンペーンとは別にお買い物金額に対し、1ポイント1円として使用できるポイントもたまる。このポイント還元率は利用状況により異なるが、筆者はこの4,068円の支払いで144ポイントたまった。
「20%還元」分は813円分で後日付与予定。「もらえるくじ」は2,000円当選もあり、合計で3,060円。これは当選直後に残高チャージされた。
ポイントも現金相当として計算すると「ポイント還元」分と「20%還元」分、「もらえるくじ」当選額の合計は4,017円。支払金額との差は51円。つまり1週間の買い物4,068円分を実質51円で購入できたことになる。還元率では驚異の98.7%引き相当。
今回はくじで1,000円、2,000円が当たったことで、合計還元率が非常に高くなった。非常におトクな一例となったが、今回のような高率還元はそう期待はできない。くじの当選率は景表法に基づく制限があり全体としては、その枠内に収まるようにくじ設計されている。
くじを考慮せずに「ポイント還元」分と「20%還元」分だけを合計すると957円。これでも支払金額の23.5%引き相当。ちょっとした買い物ならば、ディスカウント店に行くよりペイキャンペーンを利用してコンビニで買ったほうがお得、とも言える。
【吉田 誠】
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