【パチンカー代の『釘読み』】資産額2,000億円超の男が望むこと
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経済誌フォーブスジャパンが「日本長者番付2019」を発表した。前年、資産額2兆2,930億円で1位だったソフトバンクの孫正義氏は、2兆6,670億円まで資産額を増やしたものの、2位に転落。同氏に代わって1位に輝いたのは、資産額2兆7,670億円のファーストリテイリング、柳井正氏だった。
また、「I chose to go to the moon」の名セリフ(?)や、有名女優との交際で話題となったZOZOの前澤友作氏は前年の18位から22位にランクダウン。資産額は610億円減少し、2,220億円となった。同番付にランクインした上位50名の資産総額は、前年比で約9,000億円減少するという結果になっている。
「パチンコメーカー界の『神』」
パチンコ・スロットメーカー大手、ユニバ―サルエンターテインメント(以下、ユニバ)の創業者であり、元取締役会長・岡田和生氏(以下、岡田氏)は資産額が870億円減少し、2,270億円となった。順位も前年の16位から21位へとランクダウンしている。それでもなお2,000億円超の資産を有しており、一般庶民からすればその生活ぶりは想像すらできない。
そんな岡田氏はSNSを活用し、ユニバの取締役会長の座へ返り咲こうと画策しているが(詳細はコチラ)、12日、新たな動きを見せた。
「息子に会いたい」
岡田氏は12日、Twitterを更新。そこにはURLが記載されており、クリックすると専用サイトへ飛べるようになっている。同サイトのメインページには「該当者を探しております」という大きな文字、そして、その下には「成功報酬金1億円」の文字が躍る。
岡田氏は仕事に打ち込み、今のユニバを築いてきたが、そのために犠牲にしてきたものも少なくない。同氏は現在、長男である知裕(ともひろ)氏と連絡が取れない状態にある。
岡田氏は同サイト上で「『家族』の絆を信じて」「『家族』の絆を取り戻す為」と複数回にわたって「家族」という言葉をもち出している。2,000億円を超える資産を手にする男が望むもの――それがただ息子と話すことだというから、これほど切ない話もないだろう。
はたして岡田氏は、第三者の協力を得て息子と面会することができるのか、1億円の行方とともに、遊技ファンは動向を注視している。
【代 源太朗】
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