九電、前期業績を下方修正~予想売上高2兆円、しかし販売電力量は前期から5%以上減少と予想
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九州電力は16日、2019年3月期の連結業績予想における売上高を2兆250億円から2兆150億円に下方修正した。2018年3月期の売上高は1兆9,603億5,900万円で、微増との予想は変わらないが、営業利益、経常利益ともに今回の修正で前期を下回る見込みとなった。
修正の理由は、電気事業における販売電力量の減少や2019年1月に発表した千葉県袖ケ浦市の石炭火力発電所を断念したことによる損失のほか、エネルギー関連事業での海外投資の損失などを計上するためとしている。
販売電力量は722億kwhと予想しており、2018年3月期の767億kwhから約6%減少。暖冬のためとしているが、九州内での新電力への切替が年間で約21万件増えているなど、電力小売自由化から顧客離れが続いている。
【小栁 耕】
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