【中国ニュース】2019年鉄道「春運」が初めてのべ4億人を突破
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3月1日、40日間の2019年「春運」が無事に幕をおろした。全国の鉄道総旅客輸送数がのべ4億1,000万人に達して、初めて4億人を突破した。その中、動車組(高速列車)による旅客輸送数はのべ2億4,000万人となった。
今年の「春運」は、列車チケットのインターネット販売サイト「12306」は顧客コードスキャン登録とインターネット顔認証、電子チケット試験販売など斬新なサービスを提供したことで、チケットの購入がよりスムーズになり、旅客から好評を博した。
■ミニ知識:春運
「春運」、即ち春節運輸、中国の旧正月(春節)前後に起こる大規模な人員移動現象のことである。旧正月の前後40日間で、毎年旧暦12月15日から翌年正月25日までとなっている。中国の交通運輸部・民用航空局はこの帰省ラッシュに備え、特別に講じた運輸措置を「春運」と呼んでいる。
「春運」という言葉が初めて使われたのは。1980年の『人民日報』であった。改革開放以降、故郷を離れて他の都市に出稼ぎに行ったり、学校に通ったりしている人々が春節の期間に集中的に帰省するため、「世界でも稀にみる人口流動」である春運が形づくられた。
(中華人民共和国駐福岡総領事館『中国物語in九州』より)
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