「THE LIVELY福岡」内に「The Millennials（ザ ミレニアルズ）」3号店が開業

　現在改装工事が行われている旧・IPホテル（博多区中洲5丁目）跡地に開業予定の、「THE LIVELY FUKUOKA（ザ ライブリー フクオカ）」内の3階に、「The Millennials（ザ ミレニアルズ）3号店」が開業することがわかった。同じホテル内に、同一の運営会社による別ブランドのホテルが同居する形になる。部屋数は全114室で、客室単価は5,000円前後を予定している。

　The Millennialsは、ミレニアル世代向けの未来型の宿泊施設として、2017年7月に京都河原町三条で1号店を開業し、2018年3月には東京都渋谷区に2号店を開業している。今回開業予定の3号店は、1号店2号店と同様、24時間利用可能なラウンジ、フリービールサービスなどのほか、バーやレストランなども設けられている。また、ホテル内にはコンファレンスホールやバンケットホールも併設されており、さまざまなワークショップやミートアップなどのイベント開催が行える仕様となっている。

　運営会社は、首都圏を中心にコミュニティ型住宅「ソーシャルアパートメント」事業などを手がける（株）グローバルエージェンツ（東京都渋谷区）。同じホテル内に、同一の運営会社による別ブランドのホテルが同居することについて、同社広報担当者は、「The Millennialsの形態はカプセルタイプのお部屋なので、都市部でしか成り立たない形態。今回出店のお話をいただいた際に、普通のホテルと同じ部屋のつくりにするよりは、ミレニアルの形態を取り入れることで、お客さまのニーズにも合致し、同業他社との差別化も図れるとのことから、この形を採用しました」としている。

【長谷川　大輔】