2024年12月24日( 火 )

ミスターマックス本城店、売り尽くしセール実施中~改装後の21日にリフレッシュオープン

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 北九州市八幡西区のミスターマックス本城店が売り尽くしセールを行っている。対象商品は5~30%引きで販売し在庫を減らし、10日にセール終了。

 同店は1994年12月、同社が初めて自社開発するショッピングセンター「ハイパーモールMERX本城(現・ミスターマックス本城ショッピングセンター)」の核店舗として開業。

 当時副社長だった平野能章氏が開発から手がけた物件で、日本初のコミュニティ型ショッピングセンターといわれる。

 コミュニティ型ショッピングセンターの特徴は、半径5~10km圏内の住民の生活必需品を中心に品ぞろえをするため、核店舗の業態はディスカウントストアやスーパーマーケットとなる。同店はミスターマックスと、当時革新的なスーパーとして知られた丸和を2つの核として開業した。

 最大の特徴はその形式で、イオンやイズミなどが手がけるエンクローズド(モール)型に対し、駐車場を取り囲むように各店舗を配置し、敷地内を車で移動しながら、買いまわるオープンモールと呼ばれるスタイル。

 この実績をもって翌95年、平野能章氏は代表取締役社長に就任。当時の一部上場企業では最年少であった。これ以降同社は、関東に進出するなど拡大路線に進むことになり、転換点となった店舗であった。

 11日から20日の10日間は店休日とし、大規模改装を行う。商品の配置やサービスカウンター位置の見直しなどを行い、時流に合ったレイアウトにすることで客の利便性や買上げ個数を上げる狙いとみられる。

 同社では近年、改装時に生鮮食品の取り扱いを始めることが多いが、ショッピングセンター内にマックスバリュがあるため、今回は生鮮の取り扱いは見送られた。リフレッシュオープンは21日の予定。

【吉田 誠】

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