「日本で働く」を応援します~福岡外国人雇用サービスセンターが開設
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テープカットの様子 在留資格に関する相談を専門に受け付ける「福岡外国人雇用サービスセンター」が、8月1日から福岡市天神のエルガーラオフィス12階に開設された。
これまで外国人労働者に関する相談窓口は、エルガーラ12階にある学生向けハローワーク「福岡学生職業センター」が外国人留学生の支援などを行い、ハローワーク福岡中央(中央区赤坂)が留学生以外の外国人労働者の対応を行っていた。今年4月1日から施行された改正入管法によって新たな在留資格が新設されたことにより、外国人労働者への対応をより充実させるとの政府方針から、国内では東京・大阪についで3番目に留学生が多い福岡で同センターが開設されることになった。
伊藤正史・九州労働局長 同センターは、これまで2カ所に分かれていた外国人労働者の相談窓口を一本化。窓口では英語を話せる通訳と中国語を話せる通訳が曜日ごとに常駐するほか、それ以外の言語対応については3者通話(電話)によるやり取りを行うとしている。
開設に先立ち、伊藤正史・福岡労働局長による挨拶と、関係者によるテープカットが行われた。
伊藤局長は、「福岡は東京、名古屋、大阪につぎ、全国4番目の開設となる。これまで外国人留学生が卒業後に日本国内で就職を希望する場合は、技術・人文知識・国際業務のなかでの就職が想定されていたが、今回の入管法改正にともない、特定技能や特定活動に就職の幅が広がることになる」と述べ、「就職の選択肢が広がるが故、これまでの職業相談、就職活動に関するサポートに加え、出入国在留管理庁などとの関係行政機関との連携、外国人材の採用を希望する企業に対する指導・サポートなど、同センターにはより総合的な役割が求められる。こうした期待・ニーズに即して、関係各所とも協力し、一体となった取り組みを行いたいと改めて思う」と話した。
【長谷川 大輔】
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