福岡の夏の風物詩だった西日本大濠花火大会は、昨年の開催をもって終了した。一時開催されない時期があったものの、1949年(昭和24年)から始まった夏の一大イベントが終了して、1年が経過した。
「毎年8月1日が待ち遠しく、楽しみでした。大濠の花火を観て、『夏がきた』と実感できたのです。安全面などの問題で、終了せざるを得なかったということで、本当に残念です」というご意見・ご感想が、読者から寄せられた。
西日本大濠花火大会を主催していたのは、周知の通り西日本新聞社である。
同社OBは、「福岡市民のみならず、各地の皆さまの年に1回の楽しみだったと各方面から聞きおよんでおります。とても活気がある花火大会でした。そのイベントを主催していたことは、社の誇りでありました。それを、安全面の対策が限界にきたという理由で、終了させてしまいました。市民の皆さまの楽しみをやめても、紙の発刊はやめません。現在の経営トップの目線はどこにあるのでしょうか?地域に根ざすのであれば、花火大会をどのようにすれば開催できるかを、真剣に考え最善策を講じて開催するはずです」と話している。
同社の経営トップの判断力に対し、疑問がもたれる事象の1つである。
【河原 清明】
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