2024年12月05日( 木 )

異色の芸術家・中島淳一氏のひとり演劇「カラスの群れ飛ぶ麦畑〜ゴッホの告白〜」~小さな花火をさかせたい・ひとり演劇をみたファンからの感想が届いた

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画家・中島淳一さんが演じる 
ひとり演劇
「カラスの群れ飛ぶ麦畑〜ゴッホの告白〜」
を観にいきました

ギャラリー羅秀夢(ラシューム)さんは
中島淳一さんの ひとり芝居のために
外からの光 一切を遮断する部屋
ギャラリーを 造ったそう

真っ暗やみ

一方向からの照明装置のみ
かすかな光にうかびあがる 
俳優の  部分的なシルエットと 深く濃い影

絵にいのちをかけた
ゴッホと ゴーギャン
ふたつの魂が 火花を散らし

そして
ゴッホに関わる 画商や 売春宿の女性まで
ほんの短時間を切り取ったストーリーにもかかわらず

ゴッホが狂気に至らざるを得なかったと
共感するほど
精神の迷走が 
ことばや 表情、仕草から つたわり

そして 最後にまた 暗やみへー

あまりの気迫と
こんなにも 観るものへの
衝撃をあたえる 表現があるんだということに
からだじゅうが
震えました

暗やみの中 余韻に浸りつつ

刺激的な時間は
演劇のあとにもつづき

中島淳一さん、奥さま
羅秀夢のオーナー池田さんの想いを聞き

懇親会に残った 方々  みんな 個性的で

お酒をのみながら 
あつく語りあうことができました
すばらしい時間でした

ここで得た 火花を
自分のなかに もちかえり
小さな火花を
咲かせることが できたらいいな 
とおもいました

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