2024年11月21日( 木 )

台風19号接近~スーパーの棚から商品が消える

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カップラーメンのコーナーには商品が1つもない

 台風19号の接近に伴い、都内のあるスーパーでは、インスタント食品や水などを買い込む人が殺到し、商品によっては在庫切れの状態が続いている。

 「万が一、停電してもいいようにろうそくを買いに来ました」と話すAさんは、小学生と中学生の子どもがいる。とくに中学生の子どもは電車で通学しているため、心配した様子で「今日は早めに帰ってきてほしい」と語る。

 スーパーの従業員は、「台風に備えた買いだめは昨日の夕方から本格的に始まりました。早い人は一昨日ぐらいから買い始めています。その他に乾パンやお菓子など電気やガスが止まっても食べられるものも多く購入されています」と話している。

 気象庁の発表(11日9時45分現在)によると、大型で非常に強い台風19号は、12日夕方から夜にかけて、非常に強い勢力を保ったまま東海地方または関東地方に上陸する予定だ。現在、父島の西約410kmから北北西の方向に25km/hの速度で進行している。

 同庁は「12日から13日にかけて、東日本を中心に、西日本から東北地方の広い範囲で猛烈な風が吹き、海は猛烈なしけとなり、記録的な暴風となるところもある。また、台風本体の非常に発達した雨雲がかかるため、広い範囲で記録的な大雨となる見込み。状況によっては、大雨特別警報を発表する可能性がある」と市民に最大限の警戒を呼び掛けている。

その他の商品も売り切れが目立つ。

【麓 由哉】

▼関連リンク
気象庁:台風第19号について(10 月 11 日)
気象庁HP:台風19号経路

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