未來のために想いをつなぐ~「第6回笑顔相続シンポジウムinTOKYO」開催
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(一社)相続診断協会は同協会が「笑顔相続の日」と定めた12月1日に、「第6回笑顔相続シンポジウムin TOKYO」を東京証券会館(東京都中央区日本橋)で開催した。
同協会は相続問題の数を減らし、「笑顔相続」の普及活動により社会問題を解決することを目的に2011年12月に設立。相続に関する基本的な知識をもつ相続診断士の資格試験の運営など診断士の育成・サポートを中心に活動し、相続問題への啓発活動も行っている。
相続診断士資格者は全国に19年12月現在で約39,000人以上おり、近々40,000人を超えそうな勢いだ。
(一社)相続診断士協会・代表理事 小川実氏 同シンポジウムは、相続診断士の啓蒙活動とともに相続診断士のスキルアップをサポートする目的で開催。今回は相続診断士を含め約220名が来場。通算6回目の開催となり、これまで約1700人以上が来場している。
同協会の代表理事・小川実氏は冒頭で来場者に感謝の言葉を述べるとともに「8年前に協会を立ち上げて、今は相続診断士が39,000人を超えました。立ち上げ当時は1,000人超えるかなと思っていました。それだけ、診断士の資格者が世の中に必要とされていることを実感している。なんとか一般の方にも相続のことを考えてほしいとつくった笑顔相続落語は、今回で通算277回、32,400人が聞いています」とコメントし、協会活動にたしかな手ごたえを感じているようだ。
出展ブースにて笑顔で撮影応じる女性たち シンポジウムでは、代表の相続診断士が今まで取り組んできた事例を紹介し、コメンテーターとの質疑応答が行われた。また、相続診断士取得者によるビジネスモデルなどの紹介もあった。
質疑応答のコメンテーターには落語家の三遊亭萬窓師匠も参加し、洒落をきかせたコメントで笑いを誘い、会場を盛り上げた。
相続落語を披露する三遊亭萬窓師匠 同シンポジウムのメインイベントである笑顔相続落語。14年5月に落語家・桂ひな太郎さんが発表以降、好評だったが、今年は観客の要望に応え新作が披露された。相続の歴史を綴りつつ、どこの一般家庭にも起こり得る相続の問題や、家督相続でも法定相続でもない、新たな考え方「役割相続」の紹介を行った。落語の独特なテンポで進むストーリーは、親しみやすく、身近な問題であることを面白おかしく伝える内容だ。
遺産相続は相続者の死後のことでもあり、ネガティブに捉えられがちかもしれないが、生前に家族で話し合い、お互いの思いをわかり合うことで笑顔になり、家族同士がポジティブに向き合うことができるチャンスなのかもしれない。
【麓 由哉】
法人名
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