2024年12月23日( 月 )

ソロン関係会社間で新たな係争判明

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 ソロンの創業者である故・田原學氏の長男、司氏が代表を務める(株)ゼンズーが、(株)ソロンの関連会社(都市環境開発(株))を訴えた裁判事件が確認された。原告が被告に求めたのは、過去に原告が貸し付けたお金の残金支払いである。

貸金請求事件
原告:(株)ゼンズー(代表:田原司)
被告:都市環境開発(株)(代表:村山健二)
※被告はソロン関連会社で、村山氏はソロンおよびザ・クイーンズヒルゴルフ場でも経理担当。

 訴状によると、原告が求めているのは、過去に原告が被告に貸し付けた1億円のうち、返済済みを除いた約7,400万円を原告に支払うこと。今回の訴えは、約10年前の貸付金に端を発する。

 一方、被告は原告の請求を棄却するよう求めて、反論している。契約したことはないというのが被告の反論。平成23年7月に被告会社は解散しており、返済する必要はないと主張しているうえに、仮に契約が正式なものだったとしても、返済期限から5年以上経過しており、商事消滅時効を迎えているとしている。

 裁判は今年11月に始まったばかりで、次回は来年1月に行われる。

【東城 洋平】

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