2024年12月23日( 月 )

西鉄グランドホテル跡地に移転、大分中村病院

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 社会医療法人恵愛会大分中村病院(大分市大手町、理事長:中村太郎氏、院長:七森和久氏)は、計画している新病院の建設予定地を、大分市舞鶴町の旧「大分西鉄グランドホテル(後に、コンフォートホテル大分)」跡地(敷地面積:約4,660m2)にすることを発表した。同跡地は、三井不動産(株)(東京都中央区)の所有。

 三井不動産(株)は、同跡地の地域貢献に資する活用方法を検討するなかで、大分中村病院の新病院建設地とすることを決定。同院と長期賃貸借契約の基本合意を締結した。現在、本契約に向けて詳細な条件を協議している。

 大分中村病院は、大分国際車いすマラソンを提唱し、「障がい者スポーツの父」と呼ばれる故・中村裕博士が1966年12月に設立した。病床数は260床で、約500名の職員を擁する。同院は今回の新病院計画について「中村裕博士とゆかりの深い土地での新病院建設に向け、当院は今後も『医療による社会貢献』の実現を目指してまいります」と述べている。

【代 源太朗】

関連記事