「文化創造企業」グローバルエージェンツの新たなホテルブランド挑戦(2)
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(株)グローバルエージェンツ(東京都渋谷区、山﨑剛代表)は2019年11月、神奈川県川崎市に新たなホテルブランド「slash(スラッシュ)川崎」を開業した。同社はこれまで5つのホテルブランドを展開し、北は北海道から南は沖縄まで、全国各地に13棟のホテルを運営。今回のホテルはユニークなネーミングもさることながら、街の様相とは一線を画すスタイリッシュな仕様とさまざまなデジタル体験が話題になっている。
新ブランドはデジタルホテル「slash(スラッシュ)川崎」
2019年11月に開業した新ブランドのデジタルホテル「slash(スラッシュ)川崎」は、“デジタルツールを駆使してゲスト体験を提供するのがコンセプト”のホテル。チェックインからチェックアウトまでの間に、さまざまなデジタル体験ができることを特徴として挙げている。
山﨑代表がプレゼンのなかで一番熱く語っていたのは、このホテル名にもなっている「スラッシュ」への想いだ。
「スラッシュ(/)はこれだけあらゆる文字があるなかでも、一番シンプルかつ美しく多様な意味をもっていると思います。たとえば、割り算、日付、省略表記で使う時、並列表記、URLを区切る時、プログラミング時など、時代を経るごとに使われる頻度も多くなり、たくさんの意味をもつようになりました。しかしこれだけ多様であるにもかかわらず、常に我々の身近に存在しています。そういう部分が我々の目指す価値観や方向性と一致していると感じ、新しいホテルのブランドに使用することにしました」
山﨑代表の想いを体現するかのように、ホテルの入口からエントランス、エレベーター、客室内など、ホテルのあらゆるところに、スラッシュにちなんだ装飾やしつらえを見ることができた。「ここにもスラッシュ、あそこにもスラッシュ」と、ホテル内を探索してみるのも面白いだろう。
カジュアルに使えるラウンジスペース・テラス席を用意
1階部分はホテルの象徴的なスペース。ラウンジとして一般の方向けにも開放されており、食事や打ち合わせなどでも使えるほか、夜はディナーやバーとしても利用されている。
10階部分はラウンジスペースとテラス席が設けられ、ラウンジスペースは無料でココアやコーヒー、お茶などが飲めるほか、オーブントースターやレンジなども用意されており、飲み物や食べ物の持ち込みも可能。土日は本を読みながらゆっくりとくつろぐ利用者が多いという。
テラス席(屋上)からは周辺の景色が一望でき、工業都市・川崎らしさを感じることができる。昼と夜で雰囲気も光景もガラリと変わり、夜は照明でライトアップされムーディーに―こうした特徴を生かし、春から夏にかけては、テラス席を利用したイベントを随時開催する予定だという。
チェックインからアウトまで~すべてをデジタルツールで対応
従来のホテルでは宿泊者の名前や連絡先を紙に記入するのが常だが、このホテルではiPadを操作してチェックインを行うようになっており、予約や顧客管理などもすべてがiPadで行われている。現在はオンラインでのチェックインシステムを開発中とのことで、完成すれば事前にチェックインを済ませたうえで、フロントでは鍵だけを受け取るのみとなる。これによってチェックイン時の手間や時間をさらに短縮することができるようになるとのことだ。
各部屋にはプロジェクターとリクライニングベッドが標準装備され、これらの操作は各部屋に備えられたiPhoneで行うようになっている。このiPhoneはほかにも内線機能を有し、フロントの通話はiPhoneを介して行われるとのことだ。また、ウェブ操作も可能で、今後はホテル側から施設やおすすめの観光スポットやグルメスポットに関する情報提供、さらにはチャット機能なども実装し、電話ではなく気軽にチャットを介してやり取りができるような仕組みにしていくとしている。
(つづく)
【長谷川 大輔】【slash(スラッシュ)川崎 施設概要】
開 業:2019年11月1日
所在地:神奈川県川崎市川崎区砂子2-9-7(JR各線川崎駅中央東口から徒歩5分)
客室数:95室
URL:https://www.slashhotels.com/関連記事
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