パピヨンプラザ跡地で、複合商業施設「ブランチ博多パピヨンガーデン」が開業
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大和ハウスグループの大和リース(株)(本社:大阪市中央区、森田俊作社長)が福岡市博多区の「パピヨンプラザ」跡地で開発を進めてきた複合商業施設「ブランチ博多パピヨンガーデン」が3月13日、第1期オープンを迎えた。
「都会のパティオ(中庭)」をコンセプトとするブランチ博多パピヨンガーデンは、「多世代が出会い、くつろげる施設づくり」「地域の人々の『ほしい』がそろう施設づくり」「人と緑が触れ合える空間づくり」という3つのテーマに沿って施設整備を進めてきた。
以前のパピヨンプラザでは、敷地内中央部分に広く駐車場スペースを設け、その周りを商業店舗が取り囲むようなかたちだったが、これを一新。4万4,458m2の広大な敷地の南西側に駐車場スペースを固め、中央から東側にかけて2棟(北棟と南棟)からなる鉄骨造2階建の複合商業施設棟を整備している。また、2棟の間の空間はイベントスペースとして活用するほか、敷地内東側には子どもが楽しめる遊具や噴水広場なども設ける。施設全体の延床面積は2万573m2。
核テナントとして、スーパーマーケット「ハローデイ」と家電量販店「ケーズデンキ」(4月下旬オープン)が入るほか、九州初進出のアウトドア用品店「WILD-1」や福岡市初出店の衣料スーパー「デイリーファッションパレット」、定食店「いっかく食堂」や「辛麺屋桝元」など、魅力的な物品販売店舗や飲食店舗、サービス店舗を取りそろえている。今回の第1期オープンでは、テナント22店舗がオープン。今後も店舗ごとに順次オープンを迎えていく予定となっている。施設全体では概算で年間500万人の来場者数と、年商約100億円を見込む。
開発を担当した大和リース福岡支社の大知準司課長は、「地域の憩いの場として、多くの人々に集まっていただけるような魅力ある施設にしていきたい」とコメント。同社にとってブランチ博多パピヨンガーデンは、「ブランチ福岡下原」(2018年11月開業)に続いて福岡で2つ目の複合商業施設開発となる。
なお、新型コロナウイルス感染症拡大防止のために、当初予定していた開業セレモニーや、当面のイベント等の開催は、延期もしくは中止。オープン記念の「ラッキーチャンス抽選会」のみ行われる。
【坂田 憲治】
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