【縄文道通信第25号】「21世紀に生き残るにはー縄文道とジャック・アタリ 21世紀未来予測」
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(一社)縄文道研究所 代表理事 加藤 春一 氏
NetIBNewsでは、(一社)縄文道研究所の「縄文道通信」を掲載していく。今回は第25号の記事を紹介。
世界は新型コロナウイルスとの戦いで、ある意味では第二次世界大戦以降75年経過したが、最大の危機を迎えていると言っても良い。
ドイツのメルケル首相は、有効な治療薬と、防御できるワクチンが開発され、全人類に供給されるまで、根本的解決にならない。恐らく1年かかるのでは。それまでは、艱難辛苦に耐えて、お互いに協力しあって生き抜いていかなければならないと国民にすばらしいメッセージを残した。
最近のメディアのなかで4月8日にNHKBSで道傳愛子論説委員が3人の世界的知識人・ジャック・アタリ博士、イアン・ブレマー博士、そしてユバル・ノア・ハラリ博士にインタビューしていた。同日に日本経済新聞の新型コロナへの対応について最初に紹介された知識人がジャック・アタリ博士であった。彼の主張は全世界の人類は利他主義を目指せということだ。別添は縄文道と利他主義の日本語、英語版なので参考に願いたい。
そして4月14日の日本経済新聞はジャレッド・ダイアモンド博士の論考で結論は、世界の国々、人々が「協調」の時代に入ったとの論考である。日本の一流メディアが紹介する、世界の知識人の共通項は不思議にも全員ユダヤ系なことだ。縄文文化について理解を示してきた代表的知識人は別添に記載の縄文道とユダヤ人系譜を参照願いたい。とくに故レビー・ストラウス博士、ジャレッド・ダイアモンド博士、若き歴史学者で世界的ベストセラー「ホモ・サピエンス」を著したユバル・ノア・ハラリ博士だ。筆者は約28年前にヨーロッパのベルギーのブリュッセルに駐在の経験がある。当時のEU 復興開発銀行総裁はジャック・アタリ博士であった。
ベルギーはユダヤ人の影響力が強い国で古都ブルージュは資本主義発祥の町で、貢献したのはユダヤ商人である。さらにアントワープは世界のダイアモンド商売の中心地であり、正統派ユダヤ人も多く見かけるユダヤ商人の町である。筆者の経験では世界のグローバル人財はユダヤ人と断言しても良いと思う。このことは2016年に生産性本部から出版された拙著「グローバル人財養成塾」に多くのページを割いて紹介してきた。
今後の新型コロナ問題克服のカギも含めて、日本人はあらゆる面でユダヤ人の動向を注視する必要がある。とくにジャック・アタリ博士の「危機とサバイバル」2014年発刊はお役にたつと思う。
Copyright Jomondo Kenkyujo
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