2024年12月23日( 月 )

進む北原・田尻土地区画整理事業

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 福岡市西区、JR「九大学研都市駅」側で進む北原・田尻土地区画整理事業。事業地は、糸島市と福岡市を結ぶ国道202号と、九大学研都市駅から九州大学伊都キャンパスを結ぶ学園通線が交差する場所で、交通利便性が高い。ベスト電器New伊都店やイオンモール福岡伊都など、商業施設も充実しており、相応の生活利便性も確保されている。

 同事業の対象エリアは11.8haにおよび、総事業費は約28億円を見込む。2020年4月20日現在、松尾建設(株)が造成工事を進めている。同工事の落札額は約13億円で、工期は21年9月末までとなっている。

 同事業では、地域住民と学生らの交流促進を図るコミュニティスペースや、地域住民の生活利便性のさらなる向上、学生への働く場所の提供として、さまざまな商業施設の新設が予定されている。また、合わせて住居の整備も行われ、旧マルタイ工場跡地では地区のシンボルとしてタワーマンションが計画されている。

旧マルタイ工場跡地

 隣接地では宅地造成も進んでおり、計画人口は700名超を想定している。

旧マルタイ工場跡地隣接の宅地造成工事現場

【代 源太朗】

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