「テレワークがテレワークを呼ぶ」要請よりも強い強制力をもつ経済事情
-
「テレワークしろといわれても体制ができていないから、いつも通り出勤していました。しかし、営業先や取引先がほとんど休業状態にあるので、出てくる意味がない。今週からうちも在宅勤務という名の休業状態になりました」こう話すのは、都内にある不動産会社の営業マンだ。
4月7日の緊急事態宣言から約2週間、昼間に街を歩く人は明らかに少なくなってきている。宣言後、大手企業を中心にテレワーク、在宅勤務を実施する企業が多くなったが、「名目上」テレワークとし、「実質・休業状態」にある企業はいくつあるのだろうか。「業務という仕事はあっても、利益にならない」と不動産管理会社の支店長が弱音を吐いていた。感染者を増やさないことが目的であるのは間違いないが、存続がかかっている中小企業がテレワークを実施する理由は違うようだ。
「営業先がない、仕事にならない以上、出勤させても仕方がないから在宅で」というのが本音だろう。
【麓 由哉】
関連キーワード
関連記事
2024年12月20日 09:452024年12月19日 13:002024年12月16日 13:002024年12月4日 12:302024年11月27日 11:302024年11月26日 15:302024年12月13日 18:30
最近の人気記事
2024年12月19日 13:00
2024年9月20日 10:10
2024年12月19日 15:05
2024年12月20日 09:45
2024年12月20日 13:30
まちかど風景
2024年11月18日 16:30
- 優良企業を集めた求人サイト
-
Premium Search 求人を探す