2024年11月21日( 木 )

消費者誤認の観点から食品の「人工」「合成」表示を削除

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 消費者委員会・食品表示部会は25日、食品添加物の表示で「人工」「合成」の表示を削除とする、食品添加物制度の改正案を了承した。

 削除の理由として、「人工」「合成」の文言があると、消費者安全性に劣るなどの誤認から、購入を避けることがあるとし、食品衛生法の整理と整合性を取る観点も含め、削除を決めた。現行の「甘味料、人工甘味料または合成甘味料」は「甘味料」に、「着色料または合成着色料」は「着色料」「保存料または合成保存料」は「保存料」と表示する。

 これを受け、消費者庁は7月16日に制度改正を公布・施行する。施行については2022年3月31日までを経過措置とし、現行表示も可能としている。

法人名

関連キーワード

関連記事