2024年11月14日( 木 )

サッカー日本代表・小林祐希氏(ベルギーのクラブ所属)みやき町でイベントに参加(3)地元サッカーチーム激励

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
子供たちにサインを書く小林選手

 サッカー日本代表・小林祐希選手(ベルギー・ワースラント=ベフェレン所属)は、16日、佐賀県みやき町の三根運動場で、地元サッカーチーム激励イベントを行った。今回のイベントは、小林選手が11日から18日まで、(一社)みやきスポーツコミッションの招待を受け佐賀市富士町の合宿施設SAGA FURUYU CAMPで自主トレーニングキャンプを行っていることから実現したもの。

 激励イベントには、みやきなでしこU-15のメンバーのほか、地元の三根FC、中原少年サッカークラブ、グリーンモンスター北茂安の子どもたち約80名が参加。

 小林選手は、参加した子どもたち全員にサインを書いて、激励した。色紙を手に持ち長い列をつくった子どもたちからは、自分の順番はまだかまだかと心待ちにしている様子がうかがえた。

 サインをもらった大石瑠希也くん(三根東小6年)に小林選手の感想を聞くと、「目の前に立ったら、すごく緊張した。(小林選手は)とてもかっこよかったです」と笑顔で答えてくれた。

 小林選手は今回の佐賀県でのキャンプについて、「名産品も多く、多くの方に食材を提供していただき、ありがたく思います。今後、サッカーを含むスポーツができるより良い環境づくりに協力していきます」と話し、「子どもたちと本気でぶつかり合える大人の人が増えていけばいい」とも語った。子どもたちには、「これから活躍するために、自分がやるべきこと、何をすべきかを、しっかり考えながら取り組んでほしい」と激励した。

 小林選手の自主トレーニングキャンプを主催した(一社)みやきスポーツコミッションの代表・野口必勝氏(リタジャパン(株)代表取締役)は、「今回の小林選手のキャンプを機に、トップアスリートがキャンプをするならば佐賀県みやき町へ、という流れ、環境をつくっていきたい」と熱く語った。

 ヨーロッパで活躍する小林選手であるが、今後も定期的に佐賀県に来訪し、サッカーチームおよび激励イベントの前に植樹した月桂樹の成長をみてほしいものだ。

激励イベント参加者一同と記念撮影

(了)

【内山 義之】

(2)

関連キーワード

関連記事