2024年11月23日( 土 )

北九州市の空き家対策 第1回協議会を開催

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第1回協議会の様子

 9月17日、第1回となる拡大実施協議会が、北九州国際会議場にて開催された。協議会に先立ち北九州市建築都市局・橋口基局長は、「北九州市の空き家率は政令市2位、空き家を流通させ、まちの環境がよくなることにつなげていきたい。全国で、北九州市の取り組みが参考になれば」と話した。

 今回は協議会の設置要綱についての説明のほか、地元自治会から空き家情報の提供(門司区)が行われた。また、今年度のスケジュールについても開示され、11月に第2回、来年2月に第3回の協議会が開催されるという。第2回には、八幡東区の地元自治会から空き家情報の提供が予定されている。

 北九州市は、空き家に関する固定資産税情報から所有者にアプローチし、参加事業者へつなぐ役割を担う。民間だけではできないこと、行政だけではできないことを、両者が協力することで可能にしていこうという取り組みだ。

 協議会会員から受け付けた提案について、北九州市が空き家所有者へアンケートを実施、所有者から同意を得た場合に協議会会員とつなぐというもの。今年度、参加事業者からの提案は10月1日から31日まで受け付ける。来年度以降は、5月と10月にそれぞれ受付を行う予定となっている。

▼参考記事
北九州市が参加事業者を決定 空き家対策の協議会

【永上 隼人】

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