データ・マックスが26日行った低価格3店の売価調査によると、10月から酒税の引き上げられたキリン「のどこし生」が大幅に上昇した以外は前回9月26日と売価の大きな変動はなかった。
のどごし生はトライアルが628円から695円、ルミエールは628円から688円、マルキョウは615円から725円に値上げした(価格は税込=以下同)。ルミエールは、税率改訂直後は698円だったが、売れ行きが鈍ったのか、その後10円値下げした。値下げ分は自社の負担と見られる。
その他の商品では、ルミエールが日清カップヌードルを138円から159円、伊藤園「おーいお茶」を137円から147円に上げた。いずれもメーカーが昨年、出荷価格引き上げを表明した商品。マルキョウは逆にカップヌードルを129円から118円、おーいお茶を161円から150円に下げた。
巣ごもり消費で食品の需要は堅調だが、コロナ禍が沈静化し消費者の外食が復活するようだと後退の恐れがある。そうなると比較的安定している売価にも影響を与えそうだ。
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