21年3月期中間決算 任天堂は純利益3.4倍、セガサミーは217億円の純損失に
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任天堂とセガサミーホールディングスが6日、21年3月期第2四半期の決算を発表した。任天堂の売上高は7,695億円(前年同期比73.3%増)、営業利益は2,914億円(同209.3%増)、純利益は2,131億円(同243.6%増)といずれも大幅に伸びた。
好調の主な要因は家庭用ゲーム機事業。「Nintendo Switch」と、「Switch Lite」の販売台数を大幅に増やしたほか、同ソフト『あつまれ どうぶつの森』が1,427万本の販売を記録した。
他方、ゲーム事業のほか遊技場を展開するセガサミーホールディングスは、6日行った21年3月期第2四半期の決算の発表によると、売上高は1,102 億円(前期比33.4%減)、30億円の営業損失(前年同期は146億円の黒字)、217億円の純損失に転落した(前年同期は98億円の黒字)。同社は役員報酬を減額するとともに、希望退職者を計650人募集することを決めた。
【茅野 雅弘】
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