コロナの陰で明暗(3)
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1.銀座1、2丁目は全滅
筆者は10日夜、銀座1丁目、2丁目を歩いたが、付近は人通りが皆無だった。銀座2丁目には九州の味を売り物していたおいしい飲食店があったが、残念ながら廃業していた。この界隈の飲食店の4割は、廃業・休業している。
宮崎の食材で勝負している飲食店に入ったところ、お客の入りは午後7時には3割だった。午後8時になると8割となったため、「コロナ感染のリスクが高まった」と感じてすばやく店を出た。午後8時半過ぎに有楽町駅まで歩いたが、往来は閑散としていた。
2.博多廊繁盛の兆し
13日夜に博多廊で会食したところ、お客の入りは75%であった。料理の味に定評がある飲食店のため、さすがに客筋は多様であった。
<博多廊の客筋>
(1)ビジネスの接待。
(2)同僚らの飲み会。
(3)同伴のお客。さすがに中洲のホステス連れは見かけなかった。
(4)家族の集まり。やはり根強く、4名の家族連れが目立った。この客層は、店にとってありがたい。コロナ対策というより、結果としてそうなったのであるが、1席ごとの面積を広くとり、換気にも細やかな気を配っていた。筆者は支払いのためにレジに立ったとき、「あまり繁盛すると同業者に恨まれるよ!」と注意喚起をした。
3.イタリア交流会の席で知り得たこと
(1)イタリア北部地域の崩壊
イタリア交流会のパーティには、在日本イタリア大使も参加されていた。この席で耳にした話によると、ミラノを中心としたイタリア北部のコロナの被害は惨憺たるものであり、地域崩壊も発生しているが、ローマより南部では余裕が残っている地域もわずかにあるという。また、イタリアでは地域封鎖が導入されたが、イタリア人は世間体より個人の判断で振る舞いがちであるため、効果があるかどうかは定かではないという。
(2)イタリアの日本との取引は増加していたが―
大使は「昨年のイタリアの日本への輸出額は前年比10%増加していたため、今年も期待していたが、コロナの影響を受けており、はたしてどうなるだろうか。イタリアと日本の関係は毎年、強くなっていると実感しており、コロナ襲来にはくじけないつもりだ!」と熱弁を振るった。
同会に参加していた弁護士は「海外の4カ所に事務所を構えている。上海では日本企業の活動は活発で、ビジネスの法律相談の案件数は増加傾向にある」という。以前に述べた「和僑壊滅」とは完全に異なり、海外で事業を行うたくましい姿勢を感じた。
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