2024年11月05日( 火 )

元岡の研究開発拠点、大和ハウスグループが事業予定者に

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 福岡市西区元岡地区で進められていた「元岡地区研究開発次世代拠点形成事業」。九州大学との連携に加え、主にダイハツ九州所有地と福岡市土地開発公社所有地を合わせた31,224.68m2におよぶ広大な敷地を活用できる事業ということもあり、動向が注目されていたが、事業予定者には大和ハウス工業(株)を代表とするグループが選定された。なお、次順位予定者にはコンダクト(株)が選定された。

 同グループが掲げる事業コンセプトは「知と感性と創造を育む『結び目』となる拠点」。人やコト・モノが関わり合う出会いの『結び目』となるような交流拠点の創出を通じて、まちづくりや人を育むことを目指す。

全体像イメージ
左:学園通線からの施設外観イメージ
右:研究拠点・交流機能の施設外観イメージ
全体配置イメージ

 研究開発次世代拠点として、研究者の「気づき」と研究者間の「知の融合」を促進するほか、地域の情報発信拠点、地元住民と九大関係者、関連企業との新たなコミュニティ形成を図るためのイベントやワークショップの開催も計画されている。

 施設の開業、ならびにまちびらきは、2022年10月を予定している。

【代 源太朗】

関連記事