2024年12月21日( 土 )

主要8社の11月既存店売上 全社がプラスに 総合スーパーは衣料好調

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 主要8社の10月既存店売上高は全社が揃って前年同月比でプラスを達成した。不振の続いていた総合スーパー2社が秋冬物衣料の好調で増収に転じた。ただ、昨年10月が消費増税後の駆け込み需要の反動で大幅マイナスになった反動もあり、コロナ禍の外出自粛の影響が収まったとはいえない。

 ダイレックス、コスモス薬品、ミスターマックスHDは、9月が前年の駆け込み需要の反動で落ち込んだが、一転して二ケタの伸び率になった。

 イオン九州の総合スーパーは9.6%増、イズミは3.4%増となった。イズミのプラスは8カ月ぶり。前年10月の落ち込みの反動に加え、寒気の到来で秋冬衣料が動いた。

 食品スーパーでは巣ごもり消費が続いている。客数は落ち込んでいるが、まとめ買いで客単価が上昇している。

 コロナ禍は第3波の到来が懸念されている。岡山県以西では感染者数の急増は見られないものの、12月商戦への影響が懸念される。

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