2024年12月23日( 月 )

コスモス薬品55倍、トライアル37倍 過去19年の売上成長率

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 コスモス薬品55.2倍、トライアルカンパニー37.8倍――主要流通企業を対象にマイカル、寿屋が相次いで経営破綻し流通大再編時代の開幕を告げた2001年と2020年の売上高を比較したところ、2社の成長率が突出して高かった。3位はダイレックスの4.9倍だった。

 コスモスは01年5月期の123億9,600万円から20年同期に6,844億300万円に伸ばした。医薬品や化粧品の儲けを原資に生活必需品を低価格で販売するビジネスモデルを開発、チルド・日配品まで品ぞろえした大型ドラッグストアを大量出店することで驚異的な成長を実現した。

 トライアルは01年の113億600万円から4,278億6,700万円に伸ばした。前期の売上は卸金額で、小売金額の4,834億円にすると42.8倍になる。米国ウォルマートをモデルに生鮮食品まで扱う低価格のスーパーセンターを国内で初めて導入した。

 両社とも01年の九州流通企業売上高上位20社はもちろん30社にも入っていなかったと見られる。

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