バイデン氏が米国新大統領に就任〜パリ協定復帰、脱炭素社会実現へ
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民主党のジョー・バイデン氏が20日、第46代米国大統領に就任した。就任式には新旧大統領が参列するのが通例となっているところ、バイデン氏と死闘を繰り広げたトランプ前大統領は欠席した。
バイデン大統領になってどう変わるのか。バイデン氏は選挙時の公約で、環境重視をうたい、トランプ氏が表明したパリ協定(地球温暖化対策の国際的な枠組み)からの離脱を即座に撤回するとしていたが、就任後すぐに復帰への文書に署名した。就任直後の署名により、脱炭素社会を目指すという決意を改めて示すこととなった。同様に脱炭素社会の実現を目指す菅政権との今後の連携が注目される。
また、バイデン氏は新型コロナウイルス対策では全米でマスク着用の義務付けを掲げており、まず連邦政府の建物のなかでマスクの着用を義務づける文書に署名した。
【茅野 雅弘】
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