2024年11月20日( 水 )

【基山町】トラスト不動産開発と連携し、子育て世代の移住・定住を促進。保育施設を完備したマンションを建設

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トラスト不動産開発(株)代表取締役社長・早川雄二氏(左)と基山町長・松田一也氏(右)
トラスト不動産開発(株)代表取締役社長・早川雄二氏(左)と
基山町長・松田一也氏(右)

 佐賀県基山町は25日、トラスト不動産開発(株)と「まちづくりに関する協定」を締結した。

 トラスト不動産が基山町において18年ぶりとなる分譲マンションを建築することを契機に、双方が協力してまちづくりの推進および地域の振興を行うという、官民が連携して行う新たなまちづくりの取り組みとなる。

 トラスト不動産開発は「不動産開発を通じて、信頼、希望、勇気、愛情を基に人へ街へ次世代へ快適な住環境を提供する」という社是のもと、地域に根差した住まいづくりやマンションづくりを進めている。

 基山町長・松田一也氏は調印式後、「基山町に、じつに18年ぶりに民間によるマンションを建てていただけるということで誠にありがとうございます。まちの重要施策である子育て支援の強化。子育て世代の移住・定住への1つの起爆剤となれば」と感謝と期待の言葉を述べた。

 トラスト不動産開発の早川雄二代表取締役社長は、「基山町とは子育て支援を含め、将来のビジョンが当社と合致し協定を締結することになりました。大きな特徴は、マンション内に保育施設を設けることです。小規模保育として0歳児から2歳児までの幼児で定員12名を想定。もう1つの特徴は、居住者でシェアしてもらうためのキャンピングカーを配置していることです。気軽にレンタルしてもらえればと願っています。また、これはゲストルームとして利用してもらうことも可能です」と語った。

 マンションは2020年9月に着工しており、21年10月竣工予定。間取りは2LDK、3LDK、4LDKの3タイプを用意(59.31m2~97.10m2)。2月6日にグランドオープン予定としている。

 「まちづくりに関する協定書」の主な3つの方針とそれに対する事業計画は以下の通り。

(1)子育て支援施設
 基山町のまちづくりに貢献するため、子育て支援施設(保育園など)を設置予定。

(2)地域の振興
 接道する植栽帯に街灯を設置し、地域の防犯に貢献。

(3)地域の生活環境の保全
  緑地化による街並みの形成や、敷地内歩道の整備など地域に貢献。

関係者一同

【(仮称)トラスト基山マンションプロジェクト物件概要】
所 在 地:佐賀県三養基郡基山町大字小倉502-1ほか
主要用途 :共同住宅60戸
構造・規模:鉄筋コンクリート造11階建て
敷地面積 :2,918.20m2
売 主 :トラスト不動産開発(株)
設計・管理:(株)R.E.D建築設計事務所
施 行 :成和建設(株)
竣 工 :2021年10月

▼関連リンク
トラスト不動産開発(株)
(株)R.E.D建築設計事務所 

【内山 義之】

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